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生登会ブログ

こんにちは!てらもと介護用品レンタルです。 先週は全国的に大雪となり、ここ河内長野の市街地でも数十センチの積雪が見られる所もありました。 一面の銀世界というのも見るだけなら綺麗で良いのですが、交通が麻痺したり滑って転倒したりと生活をするうえでは困ったことが多いのも事実ですね。 雪が積もっていたり路面が凍結していたりする時は、特別な用事が無い限りは家に居るのが一番安全ではありますが、普段から家にこもりっぱなしというわけにはいきませんよね。 そこで“転ばぬ先の杖”ということで、今回は杖の様々な種類についてお話させていただきたいと思います。 杖には以下のようなタイプがあります。 ①T時杖(伸縮タイプ)  調節ボタンで段階的に長さの調節ができ、身体にあった長さでお使いいただけます。 ②T字杖(折りたたみ伸縮タイプ)  コンパクトに折りたためるタイプで、杖を常用する程ではないけれど、旅行先やお出かけ先で疲れた時用に、カバンに仕舞えて持ち運びに便利なタイプです。 伸縮ボタン付ですが、折りたたみの構造上①ほどの調節幅はありません。 ③T字杖(一本杖タイプ)  杖そのものをカットして長さを合わせるため、それ以降の調節(伸ばす)ができません。 ④多脚杖(多点杖)  接地面が4つ(一部3つもあり)あり、T字杖よりも安定性に優れたタイプです。 歩行が不安定な方や筋力が低下している方、または麻痺のある方等に適しています。 ⑤ロフストランドクラッチ(前腕固定型杖)  前腕カフに腕を通し、握りと前腕の2点で体重を支えるタイプ。 腕の力を使えるので、握力が充分でない時に有効です。 その他、下半身に麻痺があったり、骨折や関節症等で下半身に体重をかけられない方に適しています。 ⑥プラットホームクラッチ(肘支持型杖)  杖の上端に付いている横木に前腕を乗せ、その先に握り部があり、前腕全体で体重を支えるタイプ。 関節リウマチ等により、手指・手関節に強い負荷をかけられなかったり、手首や肘等を自由に伸ばせない方に適しています。 ⑦松葉杖  通常、二本一組で使い、腋下支持バーに体重を預けることで、最も重い荷重に耐えられるタイプ。 足を骨折された方等が使われている様子を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。 (④~⑦もある程度の長さ調節が可能です) 文字だけではイメージしにくいと思いますので、次のサイトを参考にしてください。 http://www.wheel-chair.jp/cane.php(日進医療器株式会社様) このように杖には様々なタイプがあり、自分に適した杖を選択することが重要になります! 杖には耐用年数があり、一般的には3年程度といわれています。 そのため、長くお使いになる場合は特に定期的な点検が必要となってきます。 上記の④~⑦はレンタルの対象品目となりますので、てらもと介護用品レンタルでレンタル利用していただいているご利用者様には、定期的なメンテナンスを実施させていただいています。 なお、杖を利用する上でいくつか気を付けて頂きたいことがあります。 まずは杖の先についているゴム部分です。 このゴムは車のタイヤと同じで、接地面の溝が無くなると滑りやすくなりますので、溝がある程度減ってきたら交換時期が近づいていると思って、時々確認するようにしてください。 替えのゴムはてらもと介護用品レンタルでも取り扱っていますので、是非ご相談ください。 (杖により適合サイズが異なりますので、なるべく杖をご持参いただけるよう、お願い致します) 次に、よくあるご相談として、握り部分が欠けたりヒビが入ってしまったということで、握り部の交換をご希望される場合があります。 しかし、残念ながら握り部のみを交換できる杖はほとんど有りませんので、杖は倒さないようにストラップ等をご活用ください。 特に木製のものは上質感と引き換えに、傷つきやすく割れやすいものでもありますので、破損の可能性が気になる方には樹脂製(シリコン製)のものをオススメいたします。 最後にSGマークについてですが、SGマーク表示製品については賠償制度が確立されています。 製品の欠落により万が一、一般消費者の身体に障害が生じた場合、その損害を『製品安全協会』が保険会社と契約した生産物賠償責任保険によって賠償されることとなっています。 SGマーク表示の有効期間は購入日より3年間です。 SGマークについてのお問い合わせ先 製品安全協会  東京都中央区日本橋本町1-5-9共同ビル(本町1丁目)7階  電話番号 03-5255-3631 2月も半分が過ぎ、春の訪れまでもう少し!! 転ばぬ先の杖と共に、お散歩や行楽に出かけられる日が待ち遠しいですね!

2014年2月18日  9:00 AM |カテゴリー: てらもと介護用品レンタル
こんにちは。てらもと介護用品レンタルです。 今回は商品のご紹介ではなく、私たち福祉用具専門相談員の仕事についてお話をさせていただきたいと思います。 私たちは、ご利用者様が福祉用具のレンタルをご希望された際にご自宅を訪問させていただき、住環境やご本人様の心身の状態、ご家族様による介護状況や介護保険サービスの利用状況等を総合的に判断し、ご利用者様に最適と考えられる商品を選定・提案いたします。 そして選定した商品についてご説明をさせていただき、ご本人様やご家族様のご意見を伺いながら選定商品の取捨選択を行い、承諾をいただいた後に納品をさせていただきます。 (場合によってはヘルパーやナース等、他職種のアドバイスを受けながら、チームとして考えていくこともあります) 心身の状態の変化等により福祉用具が不要(一部でも全部でも)になった際には再び訪問し、商品の引き上げをさせていただきます。 もちろん、福祉用具の追加希望や不具合が発生した際にも訪問をし、その都度対応をさせていただいています。 その他、定期的な訪問も行っています。 【サービス担当者会議】 ケアマネージャーが開催し、それぞれのサービス事業所が集まって、ご利用者様の状態やサービス内容の見直し等の確認をするための会合に出席し、意見交換をします。 【モニタリング訪問】 ご利用状況の定期的な確認として、数ヶ月に一度、電話または訪問により、ご利用者様の心身の変化やレンタル品の使用状況等についてお話を伺い、福祉用具が適合(ご利用者様に合っているか)しているかどうかの確認をさせていただきます。 【メンテナンス訪問】 心身や環境に大きな変化が無かったとしても、少なくとも1年に1回はご自宅を訪問させていただき、ご利用者様の状態に変化が無いか、レンタル品に不具合が無いか等を確認させていただきます。 私たちが訪問させていただいた時、“訪問”の大切さを痛感することがあります。 例えば電話でのモニタリングの際に、レンタル品の不具合の有無や気になること等をお伺いするのですが、「問題なく使わせてもらってます。大丈夫です。」といった旨のお返事をいただきます。 その後、サービス担当者会議で訪問させていただいた際に福祉用具を確認してみると、不具合あるいは事故に発展する可能性のある使用状況というものを発見します。 ご利用者様からすると何でもないことでも、商品知識を持つ者が実際に目で見て、手で触って確認をすると「ちょっと危ないかな・・・。」と思える場面があります。 そのような時にはメンテナンスをしたり、商品の交換の手配をしたり、使用方法や見えない危険性等についてあらためてご説明をさせていただいたりしています。 ちょっとした不具合や危険性を早めに見つけて、適切に対処させていただくことが事故防止につながり、安心・安全に福祉用具を活用していただくことで、ご利用者様やご家族様の暮らしの質が向上するものだと私たちは信じています。 そのために適切な対処やアドバイスができるよう、私たち福祉用具専門相談員は外部研修に積極的に参加しています。 新たな知識を持ち帰って情報を共有し、話し合い、昇華させ、そしてそれがご利用者様の支援に役立てるように、これからも努めていきたいと思います。

2014年1月24日  9:00 AM |カテゴリー: てらもと介護用品レンタル
明けましておめでとうございます。 てらもと介護用品レンタルよりスロープのご案内をいたします。 スロープといえば、車いす移動用のスロープ(数十センチ~数メートルの物)が主な商品となりますが、屋内のちょっとした段差解消にはミニスロープが活躍してくれます。 住宅内の段差は、本来であれば住宅改修によってバリアフリー化するのが一番良いのですが、家屋の構造や費用の面でそれが難しい場合にはミニスロープが有効です。 工事を行い、家屋に直接固定をするスロープの場合は介護保険の住宅改修費支給の対象となりますが、工事を伴わない据え置きタイプのスロープはレンタルの対象となります。 ※介護保険を使った住宅改修費の支給について※ 手すりや段差解消等のためにかかった費用の内、20万円を上限とする範囲において1割負担で住宅改修が行える制度。 例えば、住宅改修にかかった費用の総額が20万円であれば、18万円が保険者より支給される。 こちらがそのミニスロープの一種です。 ダイヤスロープ(製造元:シンエイテクノ株式会社) 靴下でもすべりにくいゴム製。耐摩耗性に優れているため野外使用も可能。 とあるご利用者様のケースをご紹介いたします。 この方は歩行が困難なため、自宅内の移動を車いすで行っていました。 ところがあちらこちらに段差があるため、部屋から部屋へ移動するだけでも大変な苦労をされていました。 そこでミニスロープを試していただきました。 居室からリビングの間に約5cm、廊下からトイレの間に約5cmの段差があり、それぞれにミニスロープを置いて緩やかな傾斜を造ることで、居室とリビングの行き来が車いすでも容易になりました。 なお、トイレの中までは車いすで行けないため、そこだけはどうしても歩かないといけないのですが、緩やかな傾斜を介助されながら歩くことで、足が上がりにくい身体状態でも、「つまづいたらどうしよう・・・」という恐怖感を減らすことができたご様子でした。 トイレへの設置例 設置後全体像 「たかが“ちょっとした”段差」と思っていても、毎日の事・毎回の事となると、ご利用者様やご家族様にとってかなりの負担になってくることが体験談として聞こえてきます。 塵も積もれば山となる・・・ですね。 つまづき予防や移動時にかかる心身の負担軽減のため、ミニスロープの活用をご検討されてはいかがでしょうか? もちろん、てらもと介護用品レンタルでも取り扱っていますので、是非ご相談ください!

2014年1月6日  9:00 AM |カテゴリー: てらもと介護用品レンタル
こんにちは!てらもと介護用品レンタルです。 12月も10日が過ぎ、クリスマスまであと2週間、今年も残すところ3週間となりました。朝晩の冷え込みが日に日に増しているように感じています。 特に、朝起きた時は家中が冷え切っているので、急いで靴下を履かずにはいられません{{ (>_<) }}ブルブル 暖かくて冬の必需品である靴下ですが、その反面、ご高齢の方にとっては転倒の原因になりやすい物でもあります。 フローリングはもちろんですが、実は畳も靴下を履いていると滑りやすくなり、ヒヤリとした経験や実際に転倒した経験があるというお話をご本人様やご家族様からよく伺います。 そんな時におすすめをさせていただいているのが“滑り止め付靴下”です。 中でも、足底の広範囲に滑り止め加工がされている「すべり止めソックス長寿(神戸生絲)」が人気です。(リンク先は婦人用ですが、紳士用もあります) すべり止めソックス長寿(婦人用) 白い部分は全てすべり止めです。 また、靴下1足だけでは寒い!!ということで2足以上の重ね履きをされている方も珍しくなく、そのうえスリッパを履かれる方も中にはいらっしゃいますが、これはとても危険です。 以前お伝えしたとおり、スリッパは転倒リスクの非常に高い履物です。 そして靴下の重ね履きもまた、転倒リスクを上げてしまいます。 なぜなら、靴下を重ね履きすると靴下の厚みにより指が床から離れてしまいます。すると指でしっかりと床を踏ん張ることができなくなりますので、バランスを崩し転倒しやすくなるのです。 そんな状態でスリッパまで履いてしまうと・・・非常に危険ですよね。 そこでおすすめしたいのが「エスパド(徳武産業)」や「ワイドベルト(徳武産業)」といった“ルームシューズ”です。 「エスパド」は以前ご紹介させていただいた「エスパドメッシュ」の非メッシュタイプで、当事業所では人気ナンバーワンのルームシューズです。 かかとがゴムになっているので脱げにくく、やわらかなニット素材で足元を暖かく包んでくれます。 むくみのある方や装具を着けている方には、幅広ベルトで締め具合を調節しやすい「ワイドベルト」がおすすめです。 どちらもすごく軽く、また足底(かかと部)に滑り止めが付いていますので安心です。 ということで、今回はクリスマスにちなんで靴下のお話をするつもりでしたが、ルームシューズにまで話が広がってしまいましたσ(^_^;) 足元を暖かく、なおかつ安全にこの冬を過ごすためにも“滑り止め付靴下”と“ルームシューズ”のご利用をおすすめ致します(*^v^*) 当事業所もクリスマスの装いです。 生登福祉ケアセンターのツリーほど立派ではありませんが、 毎年この時期だけ登場してくれる可愛いクリスマスツリーです。

2013年12月11日  12:11 PM |カテゴリー: てらもと介護用品レンタル
こんにちは!てらもと介護用品レンタルの矢野です!! 最近めっきり寒くなり、雨ばかりで寒さが増す毎日ですが、皆さんは風邪などひかずお元気に過ごされているでしょうか? こんなに寒くなると、外に出ずにコタツで丸まっていたい気持ちになってしまいがちですが、お天気の良い日には無理をしない程度に外に出て、風邪に負けない身体をつくるのも良いと思います。(週間予報によると向こう1週間は最高気温が15℃前後と暖かくなるようですね!) 先日、河内長野市内にある寺ヶ池公園にて『きらく市』というイベントが開催されました。 きらく市では河内長野市でとれた野菜が販売されたり、手打ちそばやたこ焼きなどの出店もたくさんあって大賑わいでした(*^v^*) 特に大盛り上がりだったのが・・・ なんと!仮面ライダーがやって来たのです!! 我が家のアイドル(2歳児の息子)も大興奮で、それから毎日おもちゃの剣を振り回しては家の壁を破壊しております(笑) そんな楽しいきらく市でしたが、皆さんは行かれましたか? さて、今回は寒い冬でも外にお出かけしたくなるような、おしゃれな介護シューズ3足をご紹介します。 まずは1足目、有名スポーツ用品メーカーのアシックスから、介護用品とは思えないようなスポーティでカッコイイ、『ライフウォーカー101』が登場しました! 甲の部分はマジックテープになっていますので簡単に着脱ができます。 また、路面を蹴る際に力の入りにくい小指側でもしっかりと踏ん張れる構造になっており、安定した歩行をサポートしてくれます。 通気性の良いメッシュ素材ですので、晴れた日はたっぷりとお散歩をしようという方にピッタリです! カラーはブラックとダークブラウンの2色になります。 つづいて2足目は人気ブランド“快歩主義”より、『快歩主義L098K』です。 春にご紹介させていただいた快歩主義L099Kと同じ、伸びるやわらか素材『のびピタ』が採用されていますので、やさしく包み込んでくれるような履き心地がとても良いです。 甲が高くて足幅の広い私が試着してみたところ、普通の素材の靴だと窮屈に感じるのに、この快歩主義L098Kではとてもゆったりとした履き心地で、まだ余裕があるように感じました。 外反母趾でお悩みの方にはぜひ試していただきたい商品です。 あと、個人的に気に入ってるのが靴紐のリボン。とっても可愛くておしゃれですよね! カラーはブラックとワインの2色になります。 最後に3足目ですが、またまた“快歩主義”より『快歩主義L089K』です。 足首のボアがフカフカであたたかくて可愛いです(*´v`*) 寒くなってきた頃からご注文の数が一気に増え、今一番勢いのある商品です!! カラーはストレッチ(伸縮)素材のブラックストレッチとベージストレッチに加え、この秋には合皮タイプのブラックスムースが新登場しました。シックでカッコいいです! これからますます寒くなり、外に出るのが億劫になってくると思いますが、たくさん着込める時期だからこそコーディネイトを楽しむということもできます。 運動にファッションに、様々なシーンに足元を合わせて、お出かけをする楽しみをつくってみてはいかがでしょうか?

2013年11月22日  11:22 AM |カテゴリー: てらもと介護用品レンタル
こんにちは!てらもと介護用品レンタルです。 先日、ふと思うことがありました。 てらもと介護用品レンタルで一番多くご利用いただいている福祉用具貸与種目は何だろう・・・と。 なんとなく想像はついたのですが、ちゃんと調べてみることにしました。 福祉用具貸与の種目は大きく分けて13種目です。  1.車いす  2.車い付属品  3.特殊寝台  4.特殊寝台付属品  5.床ずれ防止用具  6.体位変換器  7.手すり  8.スロープ  9.歩行器 10.歩行補助つえ 11.認知症老人俳諧感知器 12.移動用リフト(つり具の部分を除く) 13.自動排泄処理装置(本体部分のみ) さて、てらもと介護用品レンタルでのご利用率ナンバーワンはどれだと思われますか??? 車いす付属品と特殊寝台付属品は種類が多いので除外させていただき、11種目でのベスト5を発表いたします。 正解は・・・・・・ 1位 手すり(17.5%) 2位 特殊寝台(15.5%) 3位 車いす(10.1%) 4位 歩行器(6.5%) 5位 スロープ(2.9%) でした!! 特殊寝台や車いすがいちばん多いのでは!?と思われたのではないでしょうか? 私たちレンタルスタッフは、日々の業務の中で手すりを取り扱う機会が増えたと感じていたのですが、数字に出してみるとやはり実感していた通りだったようです。 手すりといえば、住宅改修で廊下や洗面所、お風呂場の壁などに取り付けるケースが多いのですが、実は手すりもレンタルできる商品があります。 レンタルの手すりは工事を伴わない突っ張り棒タイプや据え置きタイプとなるため、身体状態の変化に合わせて設置箇所を変更したり、不要になればすぐに取り外すことができます。 こうした手軽さや大事な家屋に手を加えたくないという思い等から、要支援の方を中心にご利用が増えています。 特にご利用の多いものは『たちあっぷ』(矢崎化工株式会社)という商品です。 使い方としては、ベッドや布団の横に置き、寝返りや起き上がり、立ち座りの際に使用したり、廊下やリビングに置いて転倒防止用の手すりとして使用されるケースが多いです。 また、最近では玄関の上がりかまちに設置するタイプも登場し、こちらもご好評をいただいています。 ご高齢の方の転倒は骨折につながるリスクが非常に高いことはご承知かと思います。 ですから、転ばないことが何よりも大事です。 足・膝・腰に不安を覚えるようになったら、転ばぬ先の「杖」と転ばぬ先の「手すり」のご利用をお勧めします! 手すりもデモ利用(お試し)が可能ですので、是非てらもと介護用品レンタルまでご相談ください。

2013年11月2日  9:00 AM |カテゴリー: てらもと介護用品レンタル
みなさんこんにちは。てらもと介護用品レンタルです! 長らく続いた夏日もようやく終わりを告げようとしています。 来週からはやっと秋らしい、涼しい季節に入りそうです∩(´∀`)∩ とはいえ季節の変わり目には要注意。 この時期、夏に蓄積された負担がどっと押し寄せ、体調を崩される方がホントに多くいらっしゃいますので充分にご注意ください! さて、今回私たちが皆様にご紹介したい介護用品は・・・ 販売累計600万足を突破した超人気介護シューズ『快歩主義』シリーズ(アサヒシューズ)より、『快歩主義L011』(女性用)です☆   快歩主義L011は見ての通り、つま先付近まで大きく開く構造となっていますので、履きやすくて脱ぎやすいシューズとなっています! またデザインもスタイリッシュですので、当事業所においても販売数はもちろんですが、リピーター率もダントツでナンバーワンの人気シューズです!! カラーバリエーションも豊富でシーズン毎に新色が追加されていますので、オシャレさんを飽きさせません☆☆ 2013年秋冬モデルでは“マロン”が追加されました。 こちらのマロンは通常モデルとは違い、表素材が肌触りのやさしい、ふかふかした感じに仕上げられていますので、これからの寒い時期にはピッタリです。 なお、快歩主義L011は女性用ですが、同型の男性用モデルとして『快歩主義M900』と『快歩主義M013(合皮)』が有りますので、男性の方にもオススメですv(・∀・。) 店頭に無いサイズやカラーはお取り寄せできますので、ぜひお声がけください! ※快歩主義シリーズの特徴については「春の新作介護シューズ」の記事をご覧ください。

2013年10月12日  3:00 PM |カテゴリー: てらもと介護用品レンタル
こんにちは!てらもと介護用品レンタルです。 今回は移乗用具の第3弾となります“スライドシート”についてのお話をしたいと思います。 スライドシートとは介護ベッド(特殊寝台)上で使用する滑りやすい構造のシートのことです。 このシートをご利用者様の身体の下に敷くことで、少ない力でベッド上での移動をしてもらうことができます。 普段から介護に携わっている方にはベッド上での移動介助の大変さや足腰にくる負担の大きさなどの苦労話は『あるある』だと思いますが、何気なくこのブログに辿り着いた方には「狭いベッドの上で移動する必要があるの?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかと思います。 そこで介護ベッド上での移動とはどんな場面があるのか、一例を挙げてみます。 多くの場合、介護ベッドには転落防止やちょっとした掴み所としてサイドレールと呼ばれる柵が取り付けられています。 サイドレールは長い物だと100cm近い長さがありますので、介護ベッドの真ん中あたりまでをガードすることになります。 ということは端座位(ベッドの端に腰掛ける状態)になった際、お尻は介護ベッドの真ん中からやや足側に位置することになり、そのまま身体を寝かすと頭が枕に届かなくなって、足元が窮屈な姿勢になります。 それ以外にも介護ベッドの背上げをした際に身体がずれ落ち、ベッドを真っ直ぐに戻した時には身体の位置が足側にずれているといったこともよく起こり得る状況です。 お元気な方ならば自力で身体を動かして位置をあわせることができるのですが、自力で身体を動かすことが困難な方にはお手伝いが必要です。 その際には介助者が自身の身体を使ってご利用者様の身体を動かします。 やり方は様々で、ベッドの横からご利用者様の身体を持ち上げるようにして動かしたり、頭側からご利用者様のわき腹に両腕を通して引き上げたりするのをよく見かけます。 しかし、いくら痩せている方の場合だとしても40kg前後の人の身体を持ち上げるわけですから、介助者の腰や肩などに大きな負担が掛かることになります。 さらにいえば、そのような不安定な介助をされると介助をされる側も怖い思いをすることになりますし、場合によっては身体を痛めてしまうことも有り得ます(『移乗用具Part.1~スライディングボード~』でもお伝えしたとおりです) さて、ようやく本題ですが、介護の現場ではこのように様々なケースが存在します。 そこで介助者・介助を必要とする方(ご利用者様)がお互いに楽に、そして安心して移動動作が行えるようにスライドシートのご利用をオススメします! トレイージースライドシート(東レ株式会社) 幅75cm、長さ120cmのとても滑りやすいシートですので、勢いあまって頭をぶつけないようにお気をつけください。 このトレイージースライドシートは滑りの良いナイロン素材であることに加えシートが3層構造になっており、中間層が上層・下層に干渉しない造りとなっているため、上下・左右・360度回転とあらゆる方向への移動を少しの力でスムーズに行うことが可能です。 マットレスとの摩擦を減らして移動ができるということは褥瘡(床ずれ)ができている方にとっても非常に有効な手段です(褥瘡患部を引き摺るのはご法度です!!) また、少しは身体を動かすことができるという方にはスライドシートを身体の下に敷いた後、足でマットレスを蹴ってもらうことで自力でのベッド移動が可能となり、いわゆる老老介護のお宅などでは特に有用であると思われます。 スライドシートのレンタルには介護認定状態等ケアマネージャーとの確認が必要ですが、ご遠慮なく、てらもと介護用品レンタルまでご相談ください。 もちろんデモ利用も可能です(^0^)

2013年9月18日  9:00 AM |カテゴリー: てらもと介護用品レンタル
こんにちは。てらもと介護用品レンタルです。 前回のPart.1(スライディングボード)に続き、今回は“介助ベルト”についてのお話をしたいと思います。 実は移乗用介助ベルトが特殊寝台付属品としてレンタル(福祉用具貸与)の対象となったのは昨年、2012年の4月からなのです。 そういった事情もあってか、介助ベルトを使用されている方はまだまだ少ないように思えます。 マスターベルト(ラックヘルスケア株式会社) 介助ベルトはベルトを体(腰まわり)に装着し、ベルトについている持ち手を掴むことで立ち上がり動作や座り動作、あるいは歩行のサポートを行うものです。 時々、介助を行う際に掴むところが無いということで、ご利用者様(介助を必要とする方)のズボンを持ち上げたりする光景を目にすることがありますが、これではズボンがヨレてしまったり、股関節が擦れてしまったり・・・なりより、ご利用者様にとってあまり気持ちの良いことではありませんよね!? 介助ベルトはご利用者様に装着していただくだけではなく、介助者(介助をする方)が装着することでご利用者様が掴める場所をつくることも出来ます。 利用者・介助者共に装着すればお互いにサポートがし易くなり、より安全で楽に移乗動作が行えます。 介助ベルトと前回ご紹介させていただいたスライディングボードを併用するというパターンも有効ですね! 介助ベルトも、もちろんデモ利用が可能ですので、興味を持たれた方は是非てらもと介護用品レンタルまでご相談ください! (介護認定状態等ケアマネージャーとの確認が必要となります) なお、介助ベルトには“入浴用介助ベルト”も有ります。 形状的には同じような物ですが、こちらは直接肌に身に着ける衛生用品となるためレンタルの対象とはなりません。しかし、特定福祉用具購入品目(※介護保険を使い、1割負担での購入が可能)となりますので、こちらに関してもご遠慮なくご相談ください!

2013年8月28日  9:00 AM |カテゴリー: てらもと介護用品レンタル
こんにちは。てらもと介護用品レンタルです。 今回はあまり知られていないと思われる福祉用具、『移乗用具』についお話しします。 ※移乗とは、何かに乗り移ること。  例えば、ベッドから車いすに移ることや、ポータブルトイレからベッドに移ること等を言います。 介護に携わる方にとって職業病とも言われる腰痛ですが、その要因として挙げられることが“移乗介助”です。 介護技術も介助をする側・介助を受ける側双方の身体的負担を軽減させる方法が開発され、どんどん新しくなっています。 介護施設などではそういった新しい技術を取り入れているところも少なくはないでしょうが、一般のご家庭ではなかなか難しい事だと思われます。 移乗に伴う負担は介護者(ご家族様等)の身体を悪くしてしまうことはもちろんですが、介護を受ける側、つまりご利用者様にとっても精神的な不安や苦痛を与えてしまう場合があり、それがもとで転倒事故等につながる危険性もあります。 そこで負担が少なく、安心・安全に移乗をおこなっていただくために福祉用具の活用をお勧めします。 移乗用具は大きく分けて3種類に分類されます。 ①ベッド・車いす間の移乗をスムーズにする“スライディングボード” ②立ち座りや歩行のサポートに“介助ベルト” ③ベッド上での体位変換や移動のサポートに“スライドシート” 今回は①のスライディングボードから『エタックボード』(パシフィックサプライ株式会社)をご紹介します。 長さ60cmx幅33cm、耐荷重130kgのボードです。 使い方は、簡単に説明しますと・・・ 車いすをベッドに横付けし、このボードの片側をご利用者様の臀部(おしり)の下に差し込み、反対側をベッド(または車いす)の端にしっかりと乗せます。 そして、そのボードの上を臀部を滑らすようにして移動するというものなのですが・・・文字だけでは伝わりにくいですよね(^^; メーカーさんのWEBサイトで使い方の図解と動画が載っていますので、詳しくは下記のリンク先をご覧ください。 http://www.p-supply.co.jp/products/141 ここで少し、スライディングボードを導入した、とあるご家庭のお話をご紹介したいと思います。 疾患により立ち座り動作が困難なご主人とその介護にあたる奥様の二人暮らしの、いわゆる老々介護といわれるご家庭です。 ご主人の移動手段は車いすのため、ベッドから車いすに移る必要があるのですが自力では困難です。 そこで奥様が介助にあたるのですが、自分よりも大柄なご主人を抱え上げ、向きを換え、ゆっくりと座らせる・・・この一連の動作にかかる奥様の身体への負担は相当なものでした。 ある日、レンタル品のメンテナンスで訪問させていただいた際に、奥様が「最近、車いすに乗せるのがしんどくなってきてね。私も歳やからね・・・。」とポロっとこぼされました。 そこでスライディングボードを案内させていただき、「そういう物があるなら試してみようかな。」と、まずはデモ利用(お試し)からはじめることとしました。 はじめはなかなか慣れずに「あんまり変わらへんかなぁ・・・。でももう少し使ってみるわ。」と苦笑いでおっしゃっていましたが、毎日使っていくうちに少しずつ慣れていったようで、先日サービス担当者会議のために訪問させていただいた際には、「これね、使ってるよ!すごい助かってるよ!」と笑顔でおっしゃっていただきました(^^ ご家庭の中で介護をする側が身体を悪くしてしまうと、介護を受ける側もとても困ってしまいます。 いかにして介護者の負担を減らすかも介護現場での重要なテーマです。 介護をする側、介護を受ける側双方が安全に、そして安心して生活が送れるように福祉用具を使ってみてください! もちろんデモ利用(お試し)も可能ですので、「どんなのかな?」と迷っている方には、実際に体験してみてから、継続してご利用されるかどうかの判断をしていただくことができます。 スライディングボードのレンタルには介護認定状態等ケアマネージャーとの確認が必要ですが、ご遠慮なく、てらもと介護用品レンタルまでご相談ください。

2013年8月9日  9:00 AM |カテゴリー: てらもと介護用品レンタル



























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